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川は私たちの生活環境に欠かせないものであり、古くは川を生活の源として川を中心に生活圏が形成されてきました。

夷隅川は、その源を勝浦市の清澄山に発し、落合川、大野川、平沢川、弓木川、江場土川等の支川を合わせ、いすみ市岬町において太平洋に注ぐ流路延長65km、流域面積300平方キロメートルの二級河川であります。その流域は、勝浦市、大多喜町、御宿町、いすみ市にまたがり、県内最大の流域面積を有しています。流域は全般に渓谷状で山地(57%)及び水田(26%)が土地利用の大半を占め、流路は蛇行が激しく、特に西畑地先から桑田地先の間は特に顕著になっております。

夷隅川の水は、農業用水として約1900ヘクタールの耕地のかんがいに利用されているほか、水道用水及び工業用水としても利用されています。また、河口部ではアオノリの養殖がされるほか水辺利用では、河口部の広い水面を利用して、ヨット、カヌー、ボート、水上バイクといったスポーツ、レジャーでもたくさんの人を集め賑わいを見せています。

平成11年の河川水辺の国勢調査によれば夷隅川流域は、魚類86種(淡水魚34種、汽水・海水魚52種)と国内でも屈指の魚類の宝庫な「自然豊かな川」です。また、絶滅危惧種のホトケドジョウ、ジュズカケハゼ、ミヤコタナゴ等の指定種も確認されています。その他の貴重種としてモリアオガエル、ヤマアカガエル、トウキョウサンショウウオが確認されましたが近年は生息数が減少しており、コイ、フナ、アユ、ウナギの放流も行われています。アユ以外にもウナギ、モクズガニといったカニの仲間、ハゼ類やエビ類、代表的な漁獲種のシラスウナギなど、いろいろなものが河口から遡上するなど夷隅川は多様な生態系を誇っています。

いっぽうで夷隅川には高度経済成長期を通じて工場、ゴルフ場、家庭からの産業・生活雑排水、あるいは農業集落排水の未整備地区からの排水が直接川に流れ込み、水質の悪化を招き、今日に至っています。夷隅川に関する住民意識のアンケート調査でも「環境保全」が一番必要とする回答が最も多くあるように、水質・流域環境の悪化は、もはや周知の事実となっています。

 このため私たちは、まず夷隅川水系浄化への広域的かつ実践的な取り組みを開始し、一日も早く清流の実現と美しい景観を取り戻すこととしました。そして、こうした活動が社会的な認知を得た上で、さらに活動の輪を広げ、水産・観光、スポーツ・レジャーなどの積極的な展開を図り、流域・地域の活性化を目指すため、「NPO法人清流保存会・いすみ」を発足させるものです。

 

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